片づけの合間に思い出す、自分の「好き」

エッセイ

書斎のある生活──思い出と暮らす場所

こんにちは、ばっきんパパです。
今日は、自分の書斎を掃除していました。

寅さんじゃないけど、掃除を始めたとたんに「休憩はまだか?」となるのが私。
手が勝手に本棚に伸び、「柔道部物語」や「アオイホノオ」なんかを手に取ったら、もう一巻の終わり。
うん、絶対読んでしまうんです。そういうものですよね。

リビングに置いていた私の仕事関係の本は、妻によってダンボールに封印され、雑貨も整理されていないまま、部屋の片隅に追いやられていました。
育児で毎日追われる中で、リビング以外の片づけなんて後回し。
だけど、少しは整えなさい。そう妻に言われ掃除を始めました。


ミニマムな時代に「好き」を探す

確かに今は、サブスクの時代。
物を持たない生き方、デジタルで完結する暮らしが推奨されています。
スマホのスクリーンショットは増える一方で、何を保存したかったのかも思い出せない。ミニマリストに納得です。

そんなことを考えていたら、帰り道に図書館で見かけた雑誌のことをふと思い出しました。
Number(Sports Graphic)では「4番サード長嶋」の特集。
芸術新潮では「松本の大宇宙と幻想美女」。
気になっていたのに、結局読んでいない。

通勤時間は、YouTubeで楽しいお勉強。時間はいくらでも欲しい。

そして夜な夜な、アマプラで刺激の強いアニメや番組ばかり観てしまう──
本当に、自分の「好き」って、何だったのでしょうか?


「ねえ、進んでる?」

ふと背後から妻さまの声。
振り返ると、ゴミ袋を持って仁王立ちの彼女がいました。

妻さまは収納と片づけの達人。
使っていないもの、古いもの、無駄なもの──見逃しません。
気づけば、私の大切な本や漫画、CDまでもが「不要品」の対象に。

やばい、下手したら俺まで断捨離されるかもしれない。。
あぶなく思い出まで手放すところでした。


父の司馬遼太郎、チビたちの未来

掃除は途中だけど、今日はこのへんで。
夜、寝かしつけが終わったら、この部屋に戻ってこよう。

慌ただしい毎日でも、自分の好きなものに囲まれて過ごす時間があれば、
ほんの少し心が落ち着きます。

チビたちがもう少し大きくなったら、この部屋の中から何か気になる本を手に取ってくれたら嬉しいですね。
ハードカバーでボロボロになった「竜馬がゆく」全巻と、文庫版「坂の上の雲」全巻──
これ、私が実家から勝手に持ってきた父の本です。

「好きなものに囲まれて生きる」ことは、今この時代だからこそ、大切にしたい価値なのかもしれません。

続きのエッセイはこちら
👉 地元の夏祭りにて

エッセイ
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