「木造住宅=30年で壊す」はもう古い?令和の今、中古戸建てという選択肢が暮らしを豊かにする

中古住宅購入

H2:かつての常識「木造住宅は30年で資産価値ゼロ」はどこから来たのか?

こんにちは、ばっきん父さんです。

昭和から平成にかけて、日本では「木造住宅は30年で無価値になる」といった価値観が当たり前のように流通していました。

その背景には、高度経済成長期の住宅政策がありました。人口も所得も右肩上がりで、「中流家庭にマイホームを」というスローガンのもと、新築住宅の供給が推し進められていた時代です。

この時代、建てては壊す、スクラップ&ビルド型の住宅文化が形成されました。

「古くなったら壊すのが当然」という考えが、人々の中に根強く残ったのです。

H2:令和の暮らしに合うのは、中古戸建てという選択肢

令和の今、経済格差は拡大し、家族構成も多様化しています。

転職や離婚、介護、転勤など、人生の転機に住宅の選択肢を見直す必要が出てくることも珍しくありません。

そんな中で私が考えるのは、**むしろ経済的に不安を抱える人こそ、中古戸建てを選ぶことで、安心した豊かな暮らしを得られるのではないか?**ということです。

H3:「中古=不安」は本当?──今はインスペクションという味方がある

もちろん、中古住宅に瑕疵(かし)がないとは言いません。けれど、いまは「住宅診断(インスペクション)」という制度が普及し、購入前に建物の状態をしっかりチェックすることができます。

それに実際、多くの中古戸建ては「土地の価格」で売りに出されています。つまり、建物分は“おまけ”のような感覚です。

そう考えると、「古い=壊す前提」ではなく、「うまく使えば、十分に住める家」だと気づくはずです。

H2:リセールバリューを意識した中古戸建て選びをしよう

「いざとなったら売れる」──これが、私が背中を押したい理由です。

実際に、私は築30年の木造住宅を購入しましたが、この家には“暮らしやすさ”だけでなく、“再販価値”も感じています。

中古戸建ては、新築のように広告宣伝費や余計なコストが乗っていないため、資産価値が下がりにくい傾向があります。

つまり、「暮らすこと」と「資産性」を両立できる、非常に合理的な選択肢なのです。

H2:まとめ|「壊す前提」から「活かす発想」へ

中古戸建てに対する世間のイメージは、まだまだ発展途上です。

けれど、今こそ発想の転換が必要だと思います。

「中古住宅だからこそ、安心した生活と豊かさを手に入れられる。」

そういう実感を、私は自分の暮らしから得ました。低賃金で家族持ちの私でも、マイホームが持てたのです。

築30年の家には、十分すぎる価値がありました。

これから家を考える方にとって、この記事が少しでも参考になれば幸いです。

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