中古戸建て購入は本当に「負け組の選択」なのか?
こんにちは、ばっきんパパです。
「新築こそ正解」「持ち家は負債」— 住宅選びは、根拠のない常識と、専門家の意見が飛び交う迷路です。
特に、私のように経済的なリスク回避を最優先する者にとって、賃貸と持ち家の選択は、人生の安定を左右する最大のテーマです。
今回は、不動産の裏側を知る専門家、滝島さんの動画を参考に、「賃貸vs持ち家」論争に、私なりの決着をつけます。
なぜ私は、あえて築30年の『土地値』中古戸建てを購入し、余剰資金をインデックス投資に回すという戦略を選んだのか?
この記事では、住宅にまつわる固定費を最小化し、リスクを分散する経済合理性の高い生存戦略を解説します。
動画はこちら:
動画の主張:「どちらが良いか」は人それぞれ
滝島さんが動画で伝えているのは、持ち家か賃貸か、絶対的な正解はないということです。
- 素敵な新築マイホームを夢見ているなら、早く購入して長く住むのが幸せ
- でも「経済的にどちらが得か?」と問われれば、賃貸の方が有利
と整理されています。
賃貸の方が得とされる理由
動画の中で語られていた「賃貸の方が得」な理由は主に2つあります。
1. 新築は最終的に土地値に近づく
例えば5,000万円の新築戸建てを購入しても、ローンを払い終える頃には建物価値はほぼゼロ。
残るのは 2,000〜2,500万円の土地代程度。
つまり、建物に払った分は消えていくため、トータルで考えると賃貸の方が得になる、という考えです。
ここで私の戦略と重なります。
私は 築30年の中古戸建てを「土地値」で購入しました。
建物価値がゼロに近づいた状態だからこそ、購入額は抑えられ、ローン負担も軽い。
もちろん、中古戸建てでも固定資産税・利子・メンテナンス費用・保険料はかかりますが、それを踏まえても合理的だと感じています。
2. 目的が「快適な暮らし」か「資産形成」か
2つ目の論点は「住まいに何を求めるか」です。
- 良い家で快適に暮らしたい → 持ち家もアリ
- 資産形成を優先したい → マイホームは「資産」ではなく「負債」であるので買わない方がよい。
不動産を資産にしたいのならマイホームではなく投資用物件を買うべきだとしています。
また、リベ大の両学長も不動産投資について、紹介しています。
私の立ち位置:築古戸建て+インデックス投資
正直に言うと、私は不動産投資の知識は深くありません。ワンルーム投資など評判の悪い話もよく聞き、素人が手を出せる分野かもわかりません。
そのため、自宅は築古中古戸建てでローンを抑え、余力をインデックス投資に回すという戦略を選びました。
ある程度は積立ではなく一括投資もしていて、家計全体で見ても堅実なリスク分散になっていると思います。
まとめ:賃貸vs持ち家、そして築古中古戸建て戦略
今回の動画を通じて改めて思ったのは、
- 賃貸か持ち家かに「正解」はない
- 新築は資産性よりも「暮らしの満足度」を重視すべき
- 築古中古戸建てを「土地値」で買うのは合理的な戦略の一つ
ということです。
私の場合は「生活の質」と「経済合理性」のバランスをとり、築古中古戸建て+インデックス投資という形に落ち着きました。
住まい選びは人生の大きなテーマ。
この動画や私の体験談が、どなたかのヒントになれば嬉しいです。
続きの中古戸建て記事はこちら
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