穴の空いたバケツをふさぐことから始めよう
こんにちは、ばっきんパパです。
私は「お金の大学」を読んでから、固定費を削減することの重要性に気づきました。
例えるなら、家計は「水を貯めるバケツ」のようなもの。
どれだけ水(収入)を入れても、底に穴(無駄な固定費)が空いていたら、いつまで経っても貯まりません。
銀行や不動産会社は総額を言わない
住宅ローンを組んだとき、銀行からは「総返済額」ではなく「毎月の支払い額」しか提示されませんでした。正直なところ、私はその時点で「まあ払えるならいいか」と思ってしまいました。
また、私には不動産会社の友人がいます。とても気のいい方なのですが、先日の日本銀行の金利引き上げのニュースの際も「125%ルール」の話ばかりで、総返済額には触れませんでした。
本気で「月の支払額さえ守れば大丈夫」と考えているようで、総額がどうなるかには無頓着。これは業界全体の空気なのかもしれません。
でも実際には、金利の上昇や選び方次第で、支払総額は数百万円単位で変わってきます。銀行も不動産会社も「損するからやめた方がいい」とは教えてくれない。だからこそ、自分で調べ、自分で判断するしかないのです。
※住宅ローンの借り換えや保険見直しの体験談はこちらの記事をご覧ください
👉 住宅ローンは固定金利か変動金利か?借り換えで140万円削減できた体験談【シミュレーション付】
👉【保険はお守り?】リベ大で目からウロコ|私が保険を見直した理由と、今入っている保険の話
固定費を削るのは「ストレスの少ない節約」
保険、住宅ローン、サブスク、携帯電話、プロパンガス、電気料金…。
家計の中には、気づかないうちにお金を漏らしている項目がたくさんあります。
一度見直してしまえば、その後ずっと節約効果が続くのが固定費削減の強み。私は保険と電気代を見直し、毎月数万円の余裕を作りました。そのお金をそのまま積立投資に回しています。
積立投資のシミュレーションを見てみよう
「実際にどのくらい増えるのか?」を目で見ると、やる気が出ます。
金融庁が提供している公式シミュレーションツール(信頼性◎)をぜひ使ってみてください。
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より操作しやすいものを探すなら、三菱UFJアセットマネジメントなど民間企業のものもあります。
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例えば、月5万円を年利6%で積み立てた場合:
- 20年間
元本:1,200万円(5万×12か月×20年)
→ 約2,300万円前後に! - 30年間
元本:1,800万円(5万×12か月×30年)
→ 約4,800万円前後に!
複利の力は想像以上に大きく、時間を味方にするだけで結果が大きく変わります。
私自身の体験と読者へのメッセージ
固定費を減らすのは、最もラクで確実な節約術です。
そして、削ったお金を投資に回せば、未来の資産形成にもつながります。
私自身も、住宅ローンや保険、通信費などを見直したことで「お金が貯まる楽しさ」を感じられるようになりました。
節約が苦ではなくなり、むしろ楽しみになってきています。
外食を減らし、健康的な食事に変えたことで体調も改善。お金だけでなく、暮らし全体が良い方向へ動いています。(これも立派な固定費の削減です。)
読んでいる皆さんは、きっと私より条件の良い方が多いと思います。だからこそ、今すぐにでも固定費を見直してほしいのです。
まとめ
収入を増やすことも大切ですが、まずは「穴の空いたバケツ」をふさぐこと。
固定費の削減は、ストレスの少ない節約であり、未来の投資への第一歩です。
次回以降、電気代・ガス代・通信費・サブスクなどの具体的な見直し方、そしてインデックス投資の始め方についてもご紹介していきます。
次回の家計改善の記事は
👉【初心者向け】インデックス投資で資産形成|ギャンブルではなく未来への積み立て