こんにちは、ばっきんパパです。
前回の記事では「固定費を削減する=穴の空いたバケツをふさぐ」ことの大切さについてお話しました。
余ったお金をただ貯金しておくだけでは、インフレに負けて実質的に目減りしてしまいます。
今回は、その余剰資金を「未来の自分や家族のために増やす」方法として、初心者でも安心して始められる【インデックス投資】をご紹介します。
投資信託とは何か?
投資信託とは、読者のみなさんから集めたお金をまとめて、プロの運用で株式や債券などに分散投資する金融商品です。
少額から始められ、個人では手が届きにくい複数の銘柄にまとめて投資できるのが魅力です。さらに、世界の成長を丸ごと取り込む「着実な資産形成」が可能です。
投資はギャンブルではない
「投資=ギャンブル」と思われがちですが、短期的には株価が上下しますが、長期・分散という視点を持てば、投資は未来への堅実な選択です。
経済成長という地に足のついた基盤があるからこそ、多くの投資家が利益を得られます。
稲妻の輝く瞬間を逃さない
投資の世界では「稲妻の輝く瞬間を逃すな」とも言われます。これは、株価が急騰する短期を逃すと、長期のリターンが大きく減ることを意味しています。
つまり、市場に居続ける=売らないことが成功の鍵です。
株式市場は長期的に成長している
世界の株式市場は過去140年以上、戦争や不況を乗り越えながら右肩上がりを続けてきました。株価は人類の経済活動の成長を映す鏡です。短期的な上下に惑わされず、長期の成長を取り込むことが大切です。
名著が語るインデックス投資の強さ
投資の名著から学ぶポイント:
- 『敗者のゲーム』:短期売買を繰り返す投資家ほど長期では負けやすい構造がある。
- 『ウォール街のランダムウォーカー』:プロでも市場平均に勝つのは難しく、インデックス投資の合理性を示している。
実際に、約8割のアクティブファンドはインデックスファンドに勝てていないという統計もあります。つまり、インデックス投資は理にかなった方法なのです。
おすすめの投資先:S&P500かオルカン(全世界株式)
多くの投資家が支持するのは以下の2つです:
- S&P500(米国大型株500社)
アメリカ経済の成長を取り込みたい人向け。安定した長期リターンを狙える。 - オルカン(全世界株式)
先進国から新興国まで分散投資。リスク分散しつつ世界の成長を取り込む。
どちらも正解で、アメリカ中心の成長を信じるならS&P500、世界分散を狙うならオルカンを選ぶとよいでしょう。
積み立てニーサで賢く始める
初心者が投資を始めるなら、積み立てニーサを活用するのが便利です。
- 年間上限40万円まで非課税で運用可能
- 小額からコツコツ投資できるので、リスクも抑えられる
- 長期・分散投資と相性抜群
- 元本割れのリスクはありますが、長期運用で成長の恩恵を受けやすい
積み立てニーサを使えば、自動で毎月一定額を投資する仕組みにできるため、忙しい人でも手間なく投資を続けられます。
人気投信:eMAXIS Slim シリーズ
多くの人が利用する投資信託がこちら:
- eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)
- eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)
どちらも「業界最低水準の手数料を目指す」と宣言しており、コストが非常に低い点が魅力です。長期投資において手数料の差は大きな影響を与えるため、信頼できる投資信託を選ぶことが重要です。
証券会社は楽天証券かSBI証券
投資を始めるには証券口座の開設が必要です。おすすめは以下:
- 楽天証券:アプリが使いやすく、楽天ポイントで投資できる
- SBI証券:取り扱い商品が豊富で、三井住友カード連携でポイント還元も可能
どちらも大手で安心。ポイント活用や手数料体系を確認して選びましょう。
簡単な積立イメージ
例えば、毎月5万円をS&P500に積み立てた場合(年利6%と仮定):
- 20年後:約2,300万円
- 30年後:約4,800万円
長期でコツコツ積み立てることで、複利の力を活かせます。
まとめ
- 投資信託は少額から分散投資可能
- 投資はギャンブルではなく、長期・分散で資産形成
- 市場に居続けることが成功の鍵
- インデックス投資はアクティブ投信より有利な傾向
- 積み立てニーサとeMAXIS Slimシリーズで始めるのが王道
- 証券会社は楽天証券 or SBI証券が便利
さらに学びたい方へ
- 書籍:『敗者のゲーム』『ウォール街のランダムウォーカー』
- YouTube:積み立てニーサやインデックス投資の解説動画(両学長、中田敦彦など)
これらを参考にすると、記事で学んだ内容をさらに深めることができます。