住宅ローンを固定金利で組んだけれど、後から「もっと安くできたのでは…?」と後悔していませんか?
私は実際に、2023年にメガバンクで固定金利2.43%(15年・1,000万円) を借りてしまいました。当時は「借りられるか不安」という気持ちが先に立ち、深く考えずに決めてしまったのです。そういうときは思考が動かないものだと実感しました。
その後、2024年初頭にネット銀行へ借り換えをして、総返済額を 約140万円削減。
この記事では、私の失敗と借り換え成功体験をまとめます。
住宅ローンは「借りられるかどうか」だけで決めない
住宅ローンを決めるときに大切なのは、
- 借りられるかどうか
- 金利タイプ(固定か変動か)
の両方をきちんと考えることです。
私の場合、借り入れ当時は「とにかく借りられること」に意識が集中していて、金利タイプを比較・検討する余裕がありませんでした。
しかし実際には、固定か変動かで総利息は大きく異なるものです。
恥ずかしい話ですが、借り入れ後に返済を始めてから「こんなに利息がかかるのか…」と実感しました。
私の失敗談:メガバンクで固定金利2.43%
2023年、私は不動産業者さんに紹介されたメガバンクで住宅ローンを組みました。
- 借入額:1,000万円
- 期間:15年固定
- 金利:2.43%
総返済額は 約1,206万円。
低金利時代にもかかわらず、かなり割高な契約でした。
銀行は親身にアドバイスをしてくれましたが、結論としては**「損するからやめた方がいい」とは言ってくれない**のだと実感しました。
当時の私は固定2.43%(15年)で契約しましたが、比較対象だった当初10年固定は1.14%程度。
明らかに総返済額が大きく違う条件を選んでしまったのです。
結局は銀行任せにせず、自分で比較・調べて判断するしかありません。
借り換えでいくら得した?(2024年・実体験)
2024年、私はネット銀行に借り換えをしました。
- 借り換え先:ネット銀行(SBI新生銀行)
- 当初10年固定:1.10%
- 借入額:940万円(残債分)
- 期間:15年
シミュレーション結果
- メガバンク 固定2.43% → 総返済 約1,206万円
- ネット銀行 固定1.10% → 総返済 約1,021万円
- 差額:約140万円削減
- 諸費用:約30万円 → 実質 約110万円お得
「借り換えは難しい」と思っていましたが、実際にはそこまで大変ではなく、メガバンク側も引き止めることはありませんでした。
図:著者の試算画面(2023年12月時点)。当初10年固定1.10%・変動0.65%・当初15年固定1.35%の比較。現在の金利や条件は各社で異なります。最新の条件は必ず公式をご確認ください。

借り換え後のプラン
私は「当初10年固定」で借り換えました。当初10年固定金利で借りようと思い、当時、この条件が有利なSBI新生銀行で借り換えをしました。
今後は、10年後に金利を見て「繰り上げ返済するか」「借り続けるか」を判断する予定です。
住宅ローンは、借りて終わりではなく、ライフプランに合わせて柔軟に見直すことが重要だと感じています。
借り換えの流れ(実際はシンプルです)
借り換えは複雑そうに思えますが、手順はシンプルです。
- 借り換え先を比較サイトで探す
- ネット銀行で仮審査を申し込み(ネット完結も可能)
- 書類提出&本審査
- 借り換え実行(旧ローンを完済して新ローンに切替)
私の場合、1〜2か月でスムーズに完了しました。
借り換えで後悔しないためのポイント
- 総返済額 で比較する(毎月返済額だけで判断しない)
- 諸費用 を含めてシミュレーションする
- 将来の金利上昇リスクを見据えて、固定か変動かを選ぶ
これを押さえるだけで、借り換えの判断は大きく変わります。
無料でできる借り換えシミュレーション
私が借り換えを検討する際に役立ったのが、無料で使えるシミュレーションツールです。
👉 【無料】住宅ローン借り換えシミュレーションを試す(モゲチェック)
1分の入力で「借り換えでどれくらい得するか」がすぐにわかります。
私は、借入1000万円ですので、数千万単位で借りている方は私以上お得になるケース もありそうです。
金利タイプは家計と期間で最適が変わります。まずは無料の比較サービスで現在条件を可視化してから、固定か変動かの判断を。※本リンクは広告を含みます。
シミュレーションを試すだけでも十分価値があります。
まとめ
- 「借りられるかどうか」だけで住宅ローンを決めるのは危険
- 固定か変動かで、総返済額は大きく変わる
- 借り換えで 実質110万円お得 にできた(総額140万円削減)
- 手続きはそこまで難しくなく、銀行も引き止めはしなかった
👉 借り換えを迷っている方は、まずは無料のシミュレーションを試してみるのがおすすめです。
※この記事は、私自身が実際に経験した住宅ローンの借り換え体験をもとに書きました。
もし、この記事の内容に誤りや不十分な点があれば、優しく教えていただけるととても助かります。
同じように悩んでいる方が、私と同じ失敗を繰り返さないようにという思いです。
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