家族と夜のお散歩から考えること
こんにちは、ばっきんパパです。
私の郊外のマイホームは、家の近くに畑や田んぼがあります。
今年の夏は日中がとても暑いため、夜に家族でお散歩に出かけるのが定番になりました。
子どもたちは大はしゃぎ
「パパ、行こうか♪」
「カンカンカンカン♪」(踏切です)
「きゅーきゅー車♪」(近くに病院があります)
子どもたちはすっかりお散歩モード。
「カエル、見に行こう♪」
「カエル、眠む眠む♪」
実は家を買うとき、妻さまは売主さんに「近くにカエルはいますか?」と質問していました(笑)。
売主さんは「そんなにいないかな?」と答えていましたが……実際に住んでみると、夜になるとよく鳴き声が聞こえます。
結果的に“一点物の物件”に巡り会えたことに心より感謝しています(^^)
夏の暑さと、気候のこと
しかし――やっぱり暑い。
自分が子どもの頃の夏と比べて、何℃も気温が上がっている気がします。
パリ協定の「気温上昇を2℃に抑える」という目標。
私はこのキャッチフレーズ、あまり良くないと思っています。
「2℃までは平気」と誤解させかねません。2℃くらいしか、気候変動していないのか。
夏に限って言えば、2℃どころの上昇ではありません。
実際に起きていること
- 夏の間に氷は溶け、海面は上昇
- 氷に眠る古代のウイルスが放たれる可能性
- 生態系の崩壊や農業への打撃
- 熱帯の感染症の北上
こうした現象は、すでに現実になりつつあります。
日本近海で獲れる魚が変わってきているのも、その一例でしょう。
つまり「気温上昇を抑える努力」は、待ったなしで取り組まねばならない課題なのです。
国境を超えない気候変動対策
新築やリフォームへの補助金を見ると、国も努力しているのでしょう。
ただ――海の向こうの大国を見れば、どうでしょうか。
西の海の先に「自分たちが世界の中心だ」と信じて疑わない国。
反対の海の先の大国は、金髪の大男の一声で、パリ協定をあっさり脱退しています。
そのCO₂排出量を考えると……やるせなさがこみ上げてきます。
“地球の温度”よりも、“国内の支持率”のほうが大事なのか。
家族との時間
「話、聞いてるの?」
「あ、いや……この子たちの将来はどうなっているんだろうと思ってね」
「それより今の育児に集中してもらいたいわ」と妻さま。
ふと空を見上げると、月が出ていて、かすかに星も見えました。
「月!」とお姉ちゃんは指を指し、弟くんはお気に入りの「きらきら星」を口ずさみます。
こんな贅沢なお散歩は楽しまなければ。
おわりに
育児も、そして地球温暖化の問題も――待ったなし。
家族と歩く夜道で、そんなことをふと考えました。
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