中古戸建て購入ブログが少ない理由と、体験者として伝えたいこと

中古住宅購入

■中古戸建ての体験談が少ないのは、なぜなんだろう?

こんにちは、ばっきん父さんです。

家を買う前、私自身も「中古戸建て 購入 ブログ」などでたくさん検索していました。
ですが、“等身大の購入体験”が書かれたブログって、意外と少ないんですよね。

それには、いくつか理由があるのだと思います:

  • 万が一、建物に瑕疵(かし)があった場合、読む人に誤解を与えるのが怖い
  • 物件選びや家族構成などがあまりに個別的で、万人向けに書くのが難しい
  • 「高額な買い物」だからこそ、軽々しく“おすすめ”できないという心理的ブレーキ

私自身、不動産売買の専門家ではなく、おそらく万人に読まれることを想定して視野高くは書けていないでしょう。正直、書いていて時より不安になる瞬間もあります。


それでも私は、書き残しておきたい

それでも、この記事を書くのは理由があります。

「購入当時、“リアルな購入事例・成功体験”も知りたかったから。」

私は実際に人生最大の買い物をして、中古戸建てを購入しました
買ってから分かったこと、予想外だったこと、そして何より、想像以上に快適だったこと

誰かの背中を押せたら嬉しいし、自分の記録としても、残しておきたいと思ったんです。


暮らしは「想定外の連続」です

私の実家は、建築士さんにオーダーメイドで設計された家でした。
それでも、兄弟がいるのに子ども部屋が一つしかなかったことで、思春期は少しつらい思い出もあります。

家族構成は、思いがけず変わることもあります。
他にも、住んでいく中でこんな変化はよくあります:

  • 転職や転勤でライフスタイルが大きく変わる
  • 両親の介護や、将来の同居を検討し始める
  • 子どもの成長と共に、生活空間の使い方が変わる
  • ご近所付き合いや学区の問題で、環境への満足度が変わる
  • 離婚や別居など、人生の想定外の出来事が起きる

家は「一生に一度の買い物」ではなく、変化のなかで見直し続けていくものだと思います。


中古戸建てを選ぶということ:現実的な視点で

中古住宅という選択肢には、不安もあると思います。

  • 築年数が経っているけど本当に大丈夫か
  • 設備が古かったり、断熱性に難があるのでは?
  • 修繕費やランニングコストが読めない
  • 家の設計図すら残っていないことも多い

でも最近は、**「インスペクション(建物状況調査)」**という仕組みも整ってきており、
「見えないリスク」は少しずつ可視化されつつあります。

それに、ほとんどの中古戸建ては土地価格で売られているのが現実です。
かなり乱暴なことを言いますが、建物は“おまけ”のようなもの。
若いうちは、リセールバリューの観点から、「使える間は、使えばいい」というくらいの考え方でも、もしかしたら良いのかもしれません。


■節約生活にも、中古戸建てはフィットする

今の時代、“家にお金をかけすぎない”という判断は合理的だと思います。
ローンに追われる生活ではなく、身の丈に合った家でのびのび暮らすこと。

中古戸建ては、そういう価値観にもマッチしますし、何より楽しいです。

家を買うことは、節約・安心・自由のバランスを取りながら、
自分なりの“ちょうどいい暮らし”を探すことかもしれません。


✍️ 一言まとめ

それでもやっぱり、“家を買う”という決断は勇気が要ります。
だから私は、誠実さを大切に、自分の体験を正直に綴っていこうと思いました。

私は終の棲家として暮らしていますが、中古戸建ては、もっと自由で、もっと楽しい。
「家を買う」ことが、誰かにとっての「不安からの解放」になりますように。


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