家計管理の「見える化」でお金が貯まり始めた話〜贅沢していないのに貯まらない理由が分かった〜

家計改善(投資・保険・お得)

「贅沢していないのに、なぜかお金が貯まらない」

独身時代の私は、ずっとこう思っていました。

こんにちは、ばっきんパパです。

ブランド品を買っているわけでもない。

高級車に乗っているわけでもない。

旅行もたまに行く程度。

それなのに、気がつくと通帳の残高は一向に増えていない……。

この感覚、家計管理をしていないご家庭にも、かなり共通しているのではないでしょうか。

• 無駄遣いしているつもりはない

• 贅沢していないという自覚はある

• だから「これ以上、家計を良くしようがない」と感じている

でも、今ならはっきり言えます。

問題は「贅沢」ではなく、「見えていないこと」でした。

家計が「見えていない」とは、どういう状態か?

当時の私は、まさに「どんぶり勘定」の典型でした。

• なんとなく給料が入って

• なんとなく使って

• なんとなく残っている(気がする)

恥ずかしながら、仕事で企業の決算書を組んでいた時期もあるのに、自分の家の“決算書”は、一度も見たことがなかったのです。

企業経営において、「収支」や「固定費」を把握せずに運営することはあり得ません。それなのに、個人の生活になると、なぜか「感覚」だけで済ませてしまう。

これこそが、「贅沢していないのに貯まらない」の正体でした。

最初の一歩は「見える化」だけでいい

ここで大事なのは、いきなり節約を頑張らないことだと私は考えます。

• 支出を無理やり削る

• 欲しいものを我慢する

• 生活の質をガクンと下げる

これらは全部あとでいい。最初の一歩は、たった一つ。

家計を「見える化」すること。これに尽きます。

見える化 = 家計簿アプリの活用

私がたどり着いた答えはシンプルでした。マネーフォワードMEのような「自動連携型アプリ」を使うことです。なぜアプリがいいのか、理由は3つあります。

1. 自分で入力しなくていい

銀行口座やカード、電子マネーを連携するだけで、ほぼ自動で家計簿が完成します。

2. 支出を「眺める」だけで気づける

細かく分析しなくても、「外食が多いな」「このサブスク、何だっけ?」と、眺めるだけで違和感に気づくようになります。

3. 無料版でも十分すぎる

最初は無料版で全く問題ありません。収支の内訳と資産の推移が見えれば、家計管理の8割は完了です。

「なんとなく使い」が一番の敵だった

見える化をして一番衝撃だったのは、「自分では贅沢と思っていなかった支出」が、想像以上に積み重なっていたことです。

例えば、私の食生活の場合。

• 「食は大切だから」と言い訳していた外食

• スポーツの後に必ず飲んで帰る習慣

• 何軒も飲み歩く日々

当時は「充実した生活」だと思っていました。しかし、家計を見える化すると、その「金額・頻度・年間合計」が容赦なく数字として突きつけられます。

やめてみたら、意外と豊かだった

思い切って「なんとなく」の飲み歩き食べ歩きをやめ、自炊を増やしてみたところ、意外な変化が起きました。

• 自炊はそれなりに楽しい

• 健康管理と相まって、気持ちが前向きになる

• 生活の満足度はむしろ上がった

お金が貯まるだけでなく、心身ともに整っていく感覚がありました。

趣味やサブスク、仕事上の付き合いなど、あなたにも「見える化すると見直せるもの」が必ず見つかるはずです。

知っておきたい「隣の家の貯蓄事情」

ここで、客観的なデータを見てみましょう。

「自分だけが貯められていないのでは?」という不安を解消するために、日本の世帯別貯蓄額(金融資産保有額)をまとめました。

【世帯別】年代別の貯蓄額(平均値・中央値)

年代単身世帯
(中央値)
二人以上世帯
(中央値)
平均値(参考)
20代44万円200万円約170~250万円
30代150万円390万円約600~700万円
40代250万円530万円約1,000~1,100万円
50代500万円1,050万円約1,500~1,800万円

(※金融広報中央委員会「家計の金融行動に関する世論調査[令和5年]」を元に作成)

なぜ「中央値」を見るべきか?

平均値は、一部の富裕層が数値を大きく引き上げてしまいます。

実態に近いのは、数値を順番に並べた真ん中にくる「中央値」です。

このデータを見ると、意外と多くの家庭が、理想通りには貯蓄できていない現実が見えてきます。これを知ることで、「自分だけがダメなんだ」と落ち込む必要はなく、現実的な目標を立てられるようになります。

節約は「我慢」ではなく「選択」に変わる

見える化を続けていると、不思議な変化が起きます。

• 節約するのが楽しくなる

• 無駄な支出が「気持ち悪い」と感じるようになる

• お金が貯まっていく実感が励みになる

これは我慢しているのではなく、「自分で納得してお金の使い方を選んでいる」という感覚があるからです。

数字が見えていれば、「どこまで削ればいいか」「どこは削らなくていいか」を自分で判断できます。

まとめ|まずは「無料」で始めてみる

もし今、「贅沢していないのに貯まらない」と感じているなら、やることは一つだけです。

無料の家計簿アプリを入れて、1ヶ月眺めてみる。

それだけで、あなたのお金の流れと、未来への可能性が見えてきます。

見える化は、単なる節約術ではありません。「安心して生きるための土台」を築くための、最初の一歩なのです。

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