築30年・2000万円の中古戸建てに住んでみた結果|買ってよかった子育て世帯の住み心地のリアルな体験談

中古住宅購入・リフォーム

はじめに:築30年マイホームの住み心地

こんにちは、ばっきんパパです。

2児の子ども達と暮らす4人家族です。

これまでこのブログでは、陽当たり、断熱、雨漏り、立地など、テーマごとに体験談を書いてきました。

ただ、「結局、住んでみてどうだったのか?」そこを率直に一番知りたい方も多いと思います。

そこでこの記事では、築30年・2000万円の中古戸建てに実際に住んでみた子育て世帯の“住み心地”を、良い点・悪い点に分けてまとめます。

購入前は不安もありました。

実際に購入するときは、震えました。

ただ、建物価格で得をしているという感覚があった分、気持ちに余裕を持って判断できていたと思います。

結果的に、「購入時に重視したポイントは、間違っていなかった」今はそう感じています。

※この記事は、築30年中古戸建て購入体験談の一部です。全体像・築20年~30年の築古中古戸建ての家選びについてはこちら

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持ち家に住んでみて「これは良かった」と感じている点

① 5LDK・20畳リビングという“余白のある間取り”

築30年ですが、5LDK・20畳のリビングという広さがあります。

ウォークインクローゼットやパントリーなど、時代背景なのか収納も多く、暮らしやすい間取りです。

今はリビングが、子どもたちの遊び場であり、勉強スペースでもあります。

私自身、学生時代は図書館や喫茶店で勉強するタイプだったので、「人の気配がある場所のほうが集中できる」感覚がよく分かります。

② 対面キッチンで、家族の気配が自然に伝わる

対面式のシステムキッチンなので、料理をしながら子どもたちの様子を見ることができます。

カウンターに立って料理を眺めたり、一緒に簡単な作業をしたり。

私も妻と一緒に料理をすることがありますが、「暮らしの中に会話が生まれる設計」だと感じています。

③ 南面バルコニーと、想像以上の陽当たり・風通し

南向きバルコニーがあり、日当たりと風通しは想像以上に良好でした。

築年数よりも、立地と周囲の建物配置のほうが重要だったと実感しています。

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④ 和室が“今”も“将来”も使える

広めの和室があり、今はジャングルジムやピアノを置いた子どもたちの遊び場です。

将来的には、

  • 親の介護
  • 自分の書斎

などにも対応できる余地があります。

現在は子ども部屋を書斎にしていますが、暮らしの変化に合わせて使い方を変えられるのは、築古ならではの強みだと思います。

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⑤ 駅近・生活利便性は、中古だからこそ手に入った

都内通勤圏内で、駅から近い立地。

雨の日でも、あまり濡れずに済みます。

スーパーやドラッグストアも徒歩圏内で、将来、子どもたちが高校・大学に通うことを考えても安心感があります。

「駅近は中古物件のほうが狙いやすい」

これは実感として強くあります。

⑥ 築30年でも古くない注文住宅ならではの“作りの良さ”と“動線”

家の中心には、直径の太い柱があります。

契約後に不動産会社の担当者さんから聞いた話ですが、売主さんは、当時かなりお金をかけて建てたそうです。

飾り戸などの細部を見ると、確かに作りの丁寧さを感じます。

それでも、築年数だけで大きく価値が下がっていました。

ここは、中古戸建ての大きなメリットだと思います。

また、キッチン・リビング・水回りなどが、扉が二つあったり、注文住宅ならではの使い易い動線になっていました。

地味ですが、子育てし易いです。

⑦ 庭を整えたことで、暮らしの満足度が上がった

庭のコンクリートを剥がし、人工芝に張り替え、花壇に記念樹を植えました。

  • プール
  • 砂場
  • 花火

子どもたちの遊び場になり、妻も庭がきれいになったことに満足しています。

もし、これが新築だったら、ローンに追われ、この庭をはじめ日々の生活を楽しむ「余裕」が削られていたかもしれません。

住んでみて「正直イマイチだった」点

① 雨漏りは実際にあった

屋根はリフォーム済みで引き渡しを受けましたが、出窓部分で雨漏りがありました。

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築古住宅では、「どこかしらある前提」で考えておく必要があります。

② 3階は夏、やはり暑い

正直に言うと、3階は夏は暑いです。

断熱性能は最新住宅と比べるべくもありません。

ただ、

  • 風通しは良い
  • エアコンが効かないわけではない

という点で、致命的な不満ではありません。

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③ 入居後リフォーム費用は、300万円超

入居後に行ったリフォームは、

  • 給湯器
  • キッチン
  • 浴室
  • トイレ2か所
  • 洗面台2か所
  • 庭の人工芝化

などで、総額300万円を超えました。

正直、安くはありません。

ただ、

  • 新築との差額
  • 住みながら優先順位をつけて進められたこと

を考えると、「想定内の出費だった」と今も感じています。

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④小さな修繕が面倒くさい

また、古い家なので、暮らしているとやはり色々と壊れます。

小さな修繕が意外と面倒くさかったりします。

我が家では、風呂の水道管の水漏れや、網戸が破れたことがありました。

いずれも、くらしのマーケットを利用して安価で修繕しています。

口コミが信頼できるサービスで、口コミ獲得に業者さんも必死です。

お願いした業者さんは安価で丁寧な仕事をしてくれました。

くらしのマーケット
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⑤ ハザードマップは赤。割り切りは必要

ハザードマップでは赤いエリアです。

ただ、

  • 周囲より家が高い
  • 河川整備が進んでいる
  • 火災保険の水災特約で対応

といった点を踏まえ、割り切って購入しました。

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▶ 築30年の火災保険について

※近日中にUPします!

今も、その判断は間違っていなかったと思っています。

まとめ|70点の判断で、90点の住み心地だった

築30年という数字だけを見ると、不安に感じる方もいるかもしれません。

ですが、木造住宅の「耐用年数22年」は税法上の減価償却の話であり、建物そのものの寿命を示すものではありません。

適切なメンテナンスを続ければ、木造住宅は60年、100年と住み続けられる可能性があるとも言われています。

日本では30〜40年で建て替えられることが多く、築20〜30年で価格は大きく下がります。

だからこそ、そのタイミングの中古戸建ては、状態を見極めれば“上物ほぼタダ”に近い水準で取得できることもある。

私は総合70点の判断で購入しましたが、住み心地は90点以上です。

そしてもうひとつ、築古を選んで良かったと感じている理由があります。

それは「お金の余白」です。

住宅価格を抑えられたことで、入居後のリフォーム資金に余裕を持てましたし、無理のない範囲で余剰資金を投資に回すこともできています。

もし新築を選び、ギリギリのローンを組んでいたら、今のような精神的な余裕はなかったかもしれません。

結果論もありますし、運が良かった部分もあります。

それでも、押さえるべきポイントを決め、100点を狙わず、割り切るところは割り切る。その姿勢は間違っていなかったと今も思えます。

完璧ではありませんが、**「身の丈に合った、満足できる暮らし」**は手に入りました。

これから家探しをされる方の、現実的な判断材料のひとつになれば嬉しいです。

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