はじめに:車は家計にとって“最大級の金食い虫”
車は便利です。しかし同時に、家計にとっては代表的な「金食い虫」でもあります。
私は子どもが生まれてから、週末の外出や買い物に車が欠かせなくなりました。
一方で家計改善をするなかで、「車は本当に必要か?」「持つならどう付き合うか?」という問題から目をそらせなくなりました。
車は本当に必要か?(生活パターンの見直し)
家計を立て直したい人ほど、まず考えるのはここです。
- 車がないと生活できない地域か?
- 公共交通機関では代替できないか?
- カーシェアやレンタカーで十分では?
私自身は、子どもとの外出が生活の中心になり、車の必要性が高い家庭環境でした。
そのため「車を持つ」という選択をしています。
しかし、収入が少ない家庭ほど「車の固定費」は致命傷になります。
だからこそ、必要性の見極めが重要です。
車にかかる費用の総額を「累計」で捉える
私が家計管理で最も意識しているのは、総額(累計)で考えることです。
月額だけを見ると「まぁ大丈夫かな」と思ってしまいますが、累計するとインパクトが大きい。
車を持つと、一般的にはこんな費用がかかります。
- 車両代金(ローンなら金利も)
- 自動車税
- 自賠責・任意保険
- 車検
- ガソリン代
- オイルやタイヤ交換などのメンテナンス
- 駐車場代
年間の維持費は 30〜50万円前後 が一般的と言われています(地域差あり)。
10年で考えると 300〜500万円。
これに車本体価格を加えると、1台で700〜1000万円規模 になる家庭も珍しくありません。
だからこそ、「累計」で見ることは家計改善の第一歩なのです。
新車のリセールと「損しやすい構造」
新車は気持ちが良く、装備も最新で、安全性も高いです。
しかし家計目線ではデメリットが大きいと感じました。
新車の落とし穴
- 購入直後に 価値がガクッと下がる
- 3年で約70% → 7年で30〜40%
※一般的な大衆車の例 - ローンの金利負担も重い
- 売却時の戻りが弱い
つまり、リセールバリューの低さ=損しやすい構造 になっていると理解しました。
私が5〜6年落ちの中古ミニバンを選んだ理由
私の家庭では、妻・子ども2人と出掛ける機会が多いです。
そのため、車の必要性と使い勝手を優先し、ミニバンを選択しました。
ただし 中古で買う というルールを決めました。
- 新車よりも価格が大幅に下がっている
- 5〜6年落ちならまだ長く乗れる
- リセールもそこそこ残る
- 家計へのダメージが小さくなる
本体価格が落ち着いた時期に買うことで、累計コストを抑えられると判断したためです。
また、ローンは組まず一括で購入しています。
中古ミニバン購入は正解だったのか?(実体験)
私はこの選択がかなり「正解」に近かったと感じています。
- 費用を抑えつつ、家族全員が快適に出掛けられる
- 妻も平日2〜3日乗り、土日は必ず出動するほど活躍
- 子どもたちの思い出づくりに欠かせない存在
- 型落ちでもまったく不満がない
- 家計のバランスが崩れない
ミニバンは燃費や維持費が重い側面もありますが、家庭のQOL(生活の質)に大きく貢献していると感じています。
車を持つコストを最小化する方法(読者が真似できる部分)
(1) 本体価格を抑える
新車ではなく、3〜7年落ちの中古を狙うのが鉄則。
(2) ローンは極力使わない
利子は累計で大きな負担になります。
(3) 任意保険は見直し必須
ネット型に変えるだけで年間1〜3万円安くなることも。
(4) 車検・整備は比較する
ディーラー=高い。地域の工場は割安なことが多いです。
(5) 乗り換え周期を伸ばす
一番の節約は 長く乗ること。
(6) 駐車場代の見直し
自宅の空きスペースを活用できるなら最強です。
まとめ:車は“悪者”ではない。家計を壊すのは「付き合い方」
車は便利で、家族との思い出をつくる大きな味方です。
しかし、家計にとっては強烈な固定費でもあります。
大事なのは、
- 車を持つ必要があるか?
- 持つなら、どうコストを最小化するか?
- 累計で支出を見られているか?
この3つを押さえることで、収入が多くない家庭でも、無理なく暮らしを整えることは可能です。
中古ミニバンを選んだ私は、家計のバランスを保ちながら、家族との時間を豊かにする選択ができました。
読者の方にも、車との付き合い方を見直す小さなきっかけになれば嬉しいです。

