はじめに:NISAが“信用できない”のは一般的な感覚です
こんにちは、ばっきんパパです。
「国の制度だから信用できない」
「政治に裏切られ続けた」
「年金も不安」
――こう感じるのは、とても自然なことです。
読者のせいではありません。
特に、収入の低い職場で働く方は、生活の不安や将来への緊張感が強いため、制度への警戒心が高くなるのはむしろ当然です。
筆者である私自身も、お世辞にも収入の高いとは言えない職場で働いており、同僚の「制度不信」「将来不安」を日々感じています。
だからこそ、丁寧に伝えたいと思ってこの記事を書いています。
私がそうであるように、マネーリテラシーを身に付ければ、老後の不安もなくなり、安心して子育てもできるのに、と見ていて思うのです。
なぜNISAは「信用できない対象」になりやすいのか?
次のような理由が複数重なるからです。
- 投資=ギャンブルのイメージ
- 金融機関=手数料で儲ける悪い商売という印象
- 国・政治への不信感
- 情報が多すぎて混乱する
- 過去に投資詐欺が多く、悪いニュースの記憶が残りやすい
これらの影響が合わさって、「NISA=危険」「やらない方がいい」という考えが生まれやすいのです。
しかし、NISAの本質は“政府ではなく世界経済”に投資する仕組み
ここが最も誤解されやすい部分です。
NISAとは 「国が作った税金ゼロの箱」 にすぎません。
国があなたのお金を運用するわけではありません。
- どの国の企業に投資するか
- どのファンドに預けるか
これらはすべて自分で選び、政府は口を出せません。
投資対象は、
- 日本企業
- アメリカ企業
- ヨーロッパ
- 新興国
など、世界中の企業の成長そのもの。
つまり、政治の影響をほとんど受けない投資方法なのです。
年配の方にも響く「GPIF(年金積立金管理運用独立行政法人)」の事例の説得力
ここが大きな説得力があります。
GPIFとは…
- 年金の積立金を運用する組織
- 世界最大の機関投資家
- 過去20年以上、着実に利益を出している
- 投資スタイルは
- 国内株
- 海外株
- 国内債券
- 海外債券
→ ほぼインデックス投資と同じ
つまり、
「あなたの年金も、実はNISAと同じように世界中に投資されている」という事実です。
政治がどうであれ、GPIFはプロが世界市場に投資し、実際に長年利益を出し続けています。
「国を信用できない」という方でも、“政治ではなく、プロが世界に投資している”と分かることで安心感が生まれます。
リーマンショック・コロナ・戦争…すべてを乗り越えたインデックスの強さ
過去の大きな危機を振り返ってみても、
- 2008 リーマンショック
- 2020 コロナショック
- 2022 インフレ・戦争
世界中がパニックになりました。
それでも世界経済は回復し、長期で見れば 過去最高値を更新し続けています。
これは、「短期は読めないが、長期では人類は成長する」という歴史的な事実です。
投資のプロは昔から知っていた(だからインデックスを買う)
長年の研究で分かっているのは、アクティブファンドの8〜9割は市場平均に勝てないということ。
そのため多くのプロは、
- 自分の資産はインデックス中心
- 企業年金もインデックス中心
という運用をしています。
つまり、インデックス投資は“プロが昔からやっていたこと”が、最近ようやく一般に広まっただけ。
NISAが普及したのがここ数年だから、疑う人が多くて当然なのです。
“信用できない人”こそ、少額で始めるのが正解
いきなり月3万円も必要ありません。
- 月1000円
- 週500円
- 余ったポイント
これで十分です。
少しずつ積み立てることで、「世界経済って本当に伸びてるんだ」という実感が生まれ、不安よりも理解が勝っていきます。
「信用できない」からこそ小さく始める。
これが正解のひとつです。
まとめ:NISAは「政治」ではなく「人類の成長」に乗る仕組み
NISAは“国を信用する投資”ではありません。
世界中の企業が働き、商品を生み、利益を出す──その成長の一部を、あなたのお金に反映させる仕組みです。
政治不信や年金不安は、誰にでもあります。しかし、世界経済は、あなたが働いている間も、寝ている間も進み続けています。
NISAはその“成長の恩恵を少しだけ分けてもらう制度”。
不安があっても大丈夫。
まずは小さく、ゆっくりでOKです。
本当の安心は、「仕組みの理解」と「小さな経験」から生まれるのです。

