中古戸建てを購入して実際に修繕したこと・しなかったこと

中古住宅購入・リフォーム

はじめに

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※この記事は、築30年の中古戸建てに実際に住みながら、その都度必要になった修繕を「記録」として残しているページです。断熱や大規模リフォームの話は、別記事で詳しくまとめています。

築古戸建てを購入したとき、多くの人が悩むのが「最初にフルリフォームするか」「住みながら必要な部分を直すか」という選択だと思います。

我が家の場合は、ほとんどリフォームせずに住み始め、暮らしながら必要に応じて直していくという方針を取りました。

今回は、その実体験をまとめてみます。

フルリフォームという選択肢について

今は低金利の時代なので、「ローンを利用してフルリノベーションする」のも確かに一つの方法です。

ただし金額は高額になりがちで、目安として60㎡なら500〜800万円、100㎡を超えると800〜1,500万円程度かかると言われています。

私は15年ローンで購入しましたが、さらに10年ローンを組んでフルリフォームするかというと、ライフスタイル次第だと思います。

若い世代なら長く使う前提で投資する価値もありますが、私の年齢では部分リフォームで十分だと感じました。

実際にやったこと・やらなかったこと

入居前にやらなかったこと

  • 全面リフォームはせず、そのまま住み始めました。
  • 全室ハウスクリーニングも迷いましたが、妻が「自分で掃除しましょう」と。雑巾掛けや市販の洗剤(ウタマロなど)で対応。

業者にお願いしたこと

  • 水回りクリーニング(風呂・換気扇・トイレ・キッチン・洗面所)
     👉 くらしのマーケット経由で依頼。3万円台。口コミがあって安心感あり。
  • エアコンクリーニング
     👉 同じ業者さんに依頼。効きが良くなって快適に。

状態が良かったのでそのまま使っているところ

  • 居間や寝室は築30年とは思えないほど明るく快適。日差しも入り、お金をかけなくても十分暮らせています。
  • 襖なども質の高いものが使われていたようで、おしゃれな雰囲気をそのまま楽しめています。
  • 家具は前の住人が残してくれたものが多く、再利用。結果的にコストを抑えられました。

後からリフォームしたところ

  • 庭の改修
     妻の知り合いの庭師さんに依頼。コンクリートを剥がし、人工芝を敷き、花壇を作って記念樹を植えました。費用は40万円ほど。
     👉 子どもたちは夏場にプールで遊び、妻は日中のひとときに庭でぼーっと過ごすこともできています。家族にとって癒しの空間になりました。
  • キッチンの取り替え
     住み始めて3年ほど経ってから、思い切って新しいものに入れ替えました。費用は100万円ほど。
     👉 長く使う場所だからこそ「今変えたほうが長く楽しく暮らせる」と思い、実行。結果は大満足です。
  • トイレの改修
     取り替えたことで快適度が大幅アップ。水回りを変えるとこんなに生活が気持ちよくなるのか、と実感しました。
     👉 この経験から「フルリフォームはきっと気持ちいいだろうな」と思うようになりました。

今後検討しているところ

  • お風呂のリフォーム
     まだ十分使えるため迷っています。浴室床シートを貼り、浴槽を塗装する程度でも充分かもしれません。
     妻曰く「壁に黒カビがつきにくくてキレイ」とのこと。妻の目線は本当に大事で、私にとっては信頼できる判断材料になっています。ただ、これから、何十年と住んでいくので、今が買い替えどきなのかも知れません。

相見積もりの重要性を実感

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くらしのマーケットのように口コミ評価が見える仕組みは、ビジネスモデルとしても安心感があります。

外壁塗装や屋根修繕のように金額の大きい工事では、なおさら相見積もりが欠かせません。

👉 もしこれから外壁塗装や屋根リフォームを検討するなら、**一括で複数社から見積もりを取れるサービス**を活用するのがおすすめです。実際に依頼するかどうかは後で決められますし、比較するだけでも安心感が全然違います。

素人だからこそ書けること

実際に暮らしてみてわかったのは、「妻がキレイと言うところは本当にキレイ」だということ。

専門家ではなく素人の目線だからこそ、生活者としてのリアルな気づきを伝えられるのだと思います。

私は中古戸建てに住む一人の素人ですが、だからこそ「中古戸建て⭐︎サバイバル」では、本質的なことを書いていきたい。

それが同じように家を考えている人に届けば嬉しいです。

まとめ

  • 中古戸建ては「最初に全部直す」だけが選択肢ではなく、「住みながら直す」方法でも十分に暮らしていける。
  • プロに任せるところと自分たちでやるところを分ければ、コストを抑えつつ快適に住める。
  • 妻の目線はとても重要で、生活者の実感が一番信頼できる。
  • 相見積もりを取りながら、安心して業者を選ぶことが大切

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実体験から思ったこと

雨漏りは「今すぐ直さないと危険」なケースもあれば、
「経過観察でいい」ケースもあります。

問題は、その判断を一社だけの意見で決めてしまうこと
我が家も比較して初めて、冷静に考えられるようになりました。

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