はじめに:「家をあきらめた」は、本当に失敗なのか
こんにちは、ばっきんパパです。
「もう家なんてあきらめた方がいいのかもしれない…」
住宅価格の高騰や金利の上昇を見て、そう感じている方は多いと思います。
実は、私自身もまさにその状態になったことがあります。
結論からお伝えします。
私は一度「家をあきらめた」からこそ、結果的に家を買って良かったと感じています。
一見、矛盾しているようですが、ここに今の住宅市場を生き抜くヒントがありました。
この記事では、
- なぜ一度「家をあきらめる」という発想が大切だったのか
- 無理なローンを避けたことで得られた現実的な安心
- そして最終的に見つけた「第3の選択」
を、体験ベースでお話しします。
NHK『クローズアップ現代』が映した「住宅ローン破綻」の現実
クローズアップ現代で放送された「住宅ローンが返せない!?」という特集は、かなり衝撃的でした。
番組で語られていたのは、よくある“特別な話”ではありません。
むしろ、誰にでも起こり得る現実でした。
- 金利上昇で月1万円以上の負担増
- 物価高で生活費が圧迫される
- 見込んでいた退職金がゼロで返済計画が崩壊
共通していたのは、「借りられた額」と「返せる額」がズレていたことです。
私はこれを見て、正直ゾッとしました。
「もし無理して新築を買っていたら、これは自分だったかもしれない」と。
私も一度は「家をあきらめた」
当初、私も普通に考えていました。
新築の狭小住宅や築浅できれいな物件などのいわゆる“王道ルート”です。
SUUMOのシミュレーションでは、「いけるかも」と思えてしまう数字が出ます。
買えるじゃん!と正直、舞い上がっていた瞬間もありました。
でも、現実は違いました。
- 40代
- 転職7回
- 在籍2年未満
- 年収400万円台
冷静に考えると、かなり厳しい条件です。
さらに妻の一言でハッとしました。
「ローンに追われる生活になる家なら、買わない方がいい」
この言葉で、私は一度立ち止まりました。
そして頭に浮かんだのが、「いったん家をあきらめた方がいいかもしれない」という判断でした。
「逃げ道」がある賃貸という安心(住宅ローンの借り過ぎ注意!)
家をあきらめる過程で、私はこうも考えました。
賃貸の方が合理的では?
- 収入が下がれば家賃を下げられる
- 隣人トラブルがあれば引っ越せる
- ライフスタイルに合わせて動ける
この「逃げる自由」は、本当に大きいです。
精神的な安心感という意味では、賃貸はかなり強い
だからこそ私は、中途半端に家を買うくらいなら、賃貸のままでいいと一度納得しました。
そもそも、元々は私は、合理的な賃貸派でした。
正直に言うと、今でも「賃貸の方が合理的な人」は多いと思っています。

強気な返済計画で、ローンに苦しんでいた知り合いが、実際、いたことも思い出しました。
ただ、よくよく本音を思い返すと、今は買いどきではないと、「保留」とした判断だったのかもしれません。
一度欲しくなってしまうと、家への憧れはなかなか捨てられません。
空き家がどんどん増えている時代ですし、しばらくは賃貸でいた方がいいかも、と考えていました。
いずれにせよ家計を逼迫する住宅ローンは、組むべきではありません。
それでも私が家を買った理由(ここが分岐点)
ではなぜ、そこから家を買ったのか。
答えはシンプルで “買い方”を変えたからです
私があきらめたものはこれです。
- 新築
- 築浅
- フルローン
その代わりに選んだのが、築30年・ほぼ土地値の中古戸建てでした。
古いけれど、実家を思い返せば「手入れさえすれば、あと30年は余裕で住める」と確信が持てました。

「あきらめた」から手に入ったもの
結果的にどうなったか。
これは完全に体感ベースです。
■ 家計の安心
- 月々の返済は無理のない水準
- 貯金も投資も継続できる
「持ち家=重荷」という感覚はありません
住宅ローンは、借りられる金額ではなく、将来の状況の変化、何があっても返せる金額でなくてはなりません。
■ 子育ての自由
- 走ってもいい
- 騒いでもいい
- 気を遣わなくていい
親のストレスが明らかに軽減されています。
■ 人生の余白
- 書斎がある
- 将来の介護スペースも確保
- 家族それぞれの居場所がある
「広さ=選択肢の多さ」でした

結論:「家をあきらめた」は終了ではない
ここが一番伝えたいことです。
「家をあきらめた」=終了ではない
むしろ、
「無理な家をあきらめた」ことが分岐点になる
と私は感じています。
- 無理なローン → 回避
- 精神的ストレス → 回避
- 家計崩壊リスク → 回避
これらは、家をあきらめる勇気を持つことで、回避することが出来ました。
その上で、結果的に私は “自分に合った形で家を持つ”という選択が残りました。
まとめ:「あきらめる勇気」が攻略法になる
今の住宅市場は、正直かなり厳しいです。
いわゆる“無理ゲー”に近い状態とも言われています。
でも、私は、「あきらめる」という選択肢を持った瞬間に、ゲームの難易度が下がりました。
これは実体験として強く感じています。
- 無理して買わない
- 一度立ち止まる
- 選び方を変える
この流れを経て、私は「無理のない持ち家」という答えにたどり着きました。
もし今、「家をあきらめた方がいいのか」と悩んでいるなら、それはむしろ、正しいスタートラインかもしれません。
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