家をあきらめた私が、築30年で手に入れた「真のゆとり」|NHK『クローズアップ現代』のローン破綻特集から考える、40代福祉職パパの逆転体験談【借り過ぎ注意!】

中古住宅購入・リフォーム

はじめに:「家をあきらめた」は、本当に失敗なのか

こんにちは、ばっきんパパです。

「もう家なんてあきらめた方がいいのかもしれない…」

住宅価格の高騰や金利の上昇を見て、そう感じている方は多いと思います。

実は、私自身もまさにその状態になったことがあります。

結論からお伝えします。

私は一度「家をあきらめた」からこそ、結果的に家を買って良かったと感じています。

一見、矛盾しているようですが、ここに今の住宅市場を生き抜くヒントがありました。

この記事では、

  • なぜ一度「家をあきらめる」という発想が大切だったのか
  • 無理なローンを避けたことで得られた現実的な安心
  • そして最終的に見つけた「第3の選択」

を、体験ベースでお話しします。

NHK『クローズアップ現代』が映した「住宅ローン破綻」の現実

クローズアップ現代で放送された「住宅ローンが返せない!?」という特集は、かなり衝撃的でした。

番組で語られていたのは、よくある“特別な話”ではありません。

むしろ、誰にでも起こり得る現実でした。

  • 金利上昇で月1万円以上の負担増
  • 物価高で生活費が圧迫される
  • 見込んでいた退職金がゼロで返済計画が崩壊

共通していたのは、「借りられた額」と「返せる額」がズレていたことです。

私はこれを見て、正直ゾッとしました。

「もし無理して新築を買っていたら、これは自分だったかもしれない」と。

私も一度は「家をあきらめた」

当初、私も普通に考えていました。

新築の狭小住宅築浅できれいな物件などのいわゆる“王道ルート”です。

SUUMOのシミュレーションでは、「いけるかも」と思えてしまう数字が出ます。

買えるじゃん!と正直、舞い上がっていた瞬間もありました。

でも、現実は違いました。

  • 40代
  • 転職7回
  • 在籍2年未満
  • 年収400万円台

冷静に考えると、かなり厳しい条件です。

さらに妻の一言でハッとしました。

「ローンに追われる生活になる家なら、買わない方がいい」

この言葉で、私は一度立ち止まりました。

そして頭に浮かんだのが、「いったん家をあきらめた方がいいかもしれない」という判断でした。

「逃げ道」がある賃貸という安心(住宅ローンの借り過ぎ注意!)

家をあきらめる過程で、私はこうも考えました。

賃貸の方が合理的では?

  • 収入が下がれば家賃を下げられる
  • 隣人トラブルがあれば引っ越せる
  • ライフスタイルに合わせて動ける

この「逃げる自由」は、本当に大きいです。

精神的な安心感という意味では、賃貸はかなり強い

だからこそ私は、中途半端に家を買うくらいなら、賃貸のままでいいと一度納得しました。

そもそも、元々は私は、合理的な賃貸派でした。

正直に言うと、今でも「賃貸の方が合理的な人」は多いと思っています。

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強気な返済計画で、ローンに苦しんでいた知り合いが、実際、いたことも思い出しました。

ただ、よくよく本音を思い返すと、今は買いどきではないと、「保留」とした判断だったのかもしれません。

一度欲しくなってしまうと、家への憧れはなかなか捨てられません。

空き家がどんどん増えている時代ですし、しばらくは賃貸でいた方がいいかも、と考えていました。

いずれにせよ家計を逼迫する住宅ローンは、組むべきではありません。

それでも私が家を買った理由(ここが分岐点)

ではなぜ、そこから家を買ったのか。

答えはシンプルで “買い方”を変えたからです

私があきらめたものはこれです。

  • 新築
  • 築浅
  • フルローン

その代わりに選んだのが、築30年・ほぼ土地値の中古戸建てでした。

古いけれど、実家を思い返せば「手入れさえすれば、あと30年は余裕で住める」と確信が持てました。

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「あきらめた」から手に入ったもの

結果的にどうなったか。

これは完全に体感ベースです。

■ 家計の安心

  • 月々の返済は無理のない水準
  • 貯金も投資も継続できる

「持ち家=重荷」という感覚はありません

住宅ローンは、借りられる金額ではなく、将来の状況の変化、何があっても返せる金額でなくてはなりません。

■ 子育ての自由

  • 走ってもいい
  • 騒いでもいい
  • 気を遣わなくていい

親のストレスが明らかに軽減されています。

■ 人生の余白

  • 書斎がある
  • 将来の介護スペースも確保
  • 家族それぞれの居場所がある

「広さ=選択肢の多さ」でした

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結論:「家をあきらめた」は終了ではない

ここが一番伝えたいことです。

「家をあきらめた」=終了ではない

むしろ、

「無理な家をあきらめた」ことが分岐点になる

と私は感じています。

  • 無理なローン → 回避
  • 精神的ストレス → 回避
  • 家計崩壊リスク → 回避

これらは、家をあきらめる勇気を持つことで、回避することが出来ました。

その上で、結果的に私は “自分に合った形で家を持つ”という選択が残りました。

まとめ:「あきらめる勇気」が攻略法になる

今の住宅市場は、正直かなり厳しいです。

いわゆる“無理ゲー”に近い状態とも言われています。

でも、私は、「あきらめる」という選択肢を持った瞬間に、ゲームの難易度が下がりました。

これは実体験として強く感じています。

  • 無理して買わない
  • 一度立ち止まる
  • 選び方を変える

この流れを経て、私は「無理のない持ち家」という答えにたどり着きました。

もし今、「家をあきらめた方がいいのか」と悩んでいるなら、それはむしろ、正しいスタートラインかもしれません。

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