はじめに:その「正論」、自分に合っていますか?
こんにちは、ばっきんパパです。
「家なんて買うな」
最近、この言葉をよく見かけるようになりました。
スマホを開けば、動画やSNSで当たり前のように流れてきます。
たとえば、ひろゆきさんや堀江貴文さんのように、影響力のある方々が「持ち家不要論」をはっきりと発信しています。
私もときどき見ています。
話は面白いですし、正直スカッとする部分もあります。
ただ、毎回こう感じていました。
「言っていることは正しい。でも、そのまま自分の人生に当てはめるのは違う気がする」
なぜか。
彼らの話はとても合理的ですが、私たちが日々過ごしている“生活の実感”とは、少しズレているように感じたからです。
私は、世帯年収550万円・福祉職という立場で、築30年の中古戸建てを購入しました。
そして今、実際に住んでみて思うのは一つです。
「私は、この家を買って良かった」
この記事では、「家を買うな」という主張を一度整理したうえで、それでも私が買った理由と、実際に暮らして感じたことを、体験ベースでお話しします。
ひろゆき氏・堀江貴文氏が語る「家を買うな」の3つの理由
まずはフェアに、持ち家不要論の中身を整理します。
大きくはこの3つです。
① 資産の流動性がなくなる
「35年ローンは現代の奴隷」
「持ち家は身動きが取れなくなる」
これは事実です。
一度買えば簡単には引っ越せませんし、仕事や人間関係の変化にも対応しにくい。
この“縛られる感じ”を嫌う人には、確かに向いていません。
② 投資効率が悪い
「そのお金、投資に回した方がいい」
これも正論です。
住宅は、住んだ瞬間から価値が落ちる側面があります。
資産形成だけで見れば、SP500やオルカンなどの投資信託の方が効率がいいケースは多いでしょう。

③ 災害リスクを背負う
「地震や水害で一発アウト」
これも否定できません。
日本に住んでいる以上、リスクはゼロにはできませんし、持ち家はそれを自分で引き受けることになります。

ここまで見ると結論はシンプルです。
「家は買わない方が合理的」
実際、この考え方に納得する人が増えているのも自然だと思います。
▶私が参考にした他のインフルエンサーについての記事はこちら


それでも私が「家を買った」理由
ではなぜ、私はあえて買ったのか。
結論から言うと、「勝てないゲームのルールを変えたから」です。
私は、低収入・高年齢:二人の子持ちで生活が苦しくなるため、
- 新築
- 高額マンション
- ギリギリまで組むフルローン
こういった“王道の買い方”がそもそも出来ませんでした。
その代わりに選んだのが、「築30年・ほぼ土地値の中古戸建て」の購入です。
この選び方なら、
- 借金リスクを抑えられる
- 価格下落リスクも小さい
- 月々の負担も軽い
つまり、自分だけの生存ルートを作ったのです。


実際に住んで感じたこと(ここが一番リアルです)
ここからは、完全に体験談です。
子どもに「静かにしなさい」と言わなくて済む
子育て世代には、これは大きなメリットです。
もしも賃貸マンションに住んでいたら、音を気にして、ついつい注意してしまっていたことでしょう。
でも我が家は違います。
走ってもいい。
笑ってもいい。
泣いてもいい。
それだけで、家の空気が全然違い、親のストレスも、かなり軽減されています。
郊外ですので、うるさくても、子供が歓迎される閑静な住宅街です。
広さがあると、人生に余裕ができる
5LDKという広さは、想像以上でした。
- 書斎が持てる
- 子ども部屋を確保できる
- 介護など将来の使い道も考えられる
物理的な広さはそのまま、人生の選択肢の広さに繋がっています。
「余白」があると、気持ちにも余裕が出ます。

家計の安心感がある
意外に思われるかもしれませんが、ここが大きいです。
- 価格を抑えて購入
- ローンも無理のない範囲
“払える持ち家”は、むしろ安心材料でした。
さらに、土地の価値が残る物件なので、いざというときに売れるという意味でも、精神的に楽です。
「論理」と「生活」は、少し違う
ここで私なりに感じたことがあります。
持ち家不要論は、間違っていないと私は考えます。
むしろ、かなり正しいと思います。
ただ、それは、「論理(効率)」の話です。
一方で、生活はどうか。
- 子どもがのびのびしている
- 家でくつろげる
- 気持ちが安定する
これは“幸福感”“体感”の話です
整理すると、
- 論理:家は買わない方が得
- 現実:条件によっては、買った方が圧倒的に幸福度が高い
この2つは、どちらも正しいと思います。
論理だけで決めてしまうのは、あまりにも勿体ない話です。
私の結論:正解は「どちらでもない」
結論です。
「家を買うな」も正解ではないし、「絶対に買え」も正解ではない
大事なのは、「どのリスクを引き受け、どのリターンが欲しいか」です。
- 自由を優先するなら → 賃貸
- 安定を重視するなら → 持ち家
そして私は、「低リスクな持ち家(築古×土地値)」という選択をしました。
これが、福祉職で世帯年収500万円台の私が見つけた、家を買うことが難しい無理ゲー社会の攻略法です。

まとめ:合理性だけでは決めきれない
インフルエンサーの鋭い「家を買うな」という意見に触れると、不安になると思います。
でも、彼らの意見はあくまで一つの視点です。
私は、
- 世帯年収500万円台
- 子ども2人
- 福祉職
という決して強者ではない状況の中で、“買い方を工夫することで、幸福度の高い生活”を手に入れることができました。
もし今、「家は無理かもしれない」「どうすればいいか分からない」そう感じているなら、「買うかどうか」ではなく「どう買うか」を一度考えてみてください。
あなたなりの正解に、私の体験談が参考になれば幸いです。
▶「家を買うのは無理ゲー?」と感じた方へ


